今回は私が転職した経験について書いていきたいと思います。
2010年に大学を卒業後に新卒で地元の地方銀行に入社しました。その後2017年に転職した話を書きます。
●なぜ新卒で地方銀行を選んだのか
「金融=年収が高い」との安直な考えで金融機関(銀行)を選択。なぜメガバンクではなく地方銀行なのかは、選考段階でメガバンクではその当時は今以上に学歴主義を感じ、入社しても出世できないだろうと考えて地方銀行へ。
●地方銀行での仕事内容
入社1年間は投資信託の営業を担当。非常に古風な営業で自転車で地元民家を訪問し、投資信託と保険商品を営業。その後は地元企業への法人融資を担当。地元では割と圧倒的なシェアを保有していたので、営業そのものはそれほど大変ではなかった印象。しかし、劇的に面倒な社内調整と事務作業が大変。支店長の影響力を認識しながら、本部と調整を行いながらも「本当に必要なのこれ」と思われる事務作業(たぶん金融庁に言われる都度増やす)がなかなかの難易度。
●なぜ辞めたのか
将来性不安により転職。
会社の将来性。「地方銀行」というくらいなので、基本は地方の衰退はその地方銀行の衰退とイコールであるため、人口現象社会の日本ではもうやばいのではと考えた。
個人の将来性。そもそもの入社理由が「お金をたくさん貰えそう」との理由のため、会社の将来性に期待ができないと気がつき前提が変わる。また、「人生100年時代」といわれる社会となり、45歳くらいで出向してしまった場合にその後の人生でまともに稼げる気がせずスキルがない(社内調整力と事務作業能力)と考えた。
●どうやって転職したのか
複数の転職エージェント(3社)と転職サイト(3社)を使用しとりあえずたくさん話を聞く。私の場合には「フラットにロジカルに伝えるべきことを丁寧に」伝えてくれたエージェントを選択(この点があうあわない)し、結果的にその会社に入社。その当時は3社くらいしか面接をせず、1社しか内定がなく入社を決めたので、今思い返すともっとたくさん応募してもよかったかなと思う。
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